DNP
ディー・ティー・ファインエレクトロニクス株式会社

Interview

2013年入社

T.Tさん

技術部 第1技術課 描画担当

Message to students

DTFは、社会を陰から支えている会社だ!

綿密な計画で導入される製造装置無事立ち上がった時の感動はひとしお

私は、技術部第1技術課に所属し、製造工程における2種類の装置の管理を担当しています。一つは、最初の加工工程である、ブランクスと呼ばれる原版に電子ビームで回路パターンを露光する「EB描画装置」、もう一つは、作成したフォトマスクがお客様からの仕様どおりのパターン幅でできているかを測定する「寸法測定装置」です。
DTFで使用する装置は、私たち技術部で装置の維持管理を行いますが、その他にも技術部の大きな業務として、装置の導入があります。装置の導入においては、重量や大きさ、必要とする動力類の引き込み位置を考慮した設置場所の決定、仕様の検討、評価基準などの条件決めからスタートし、社内承認が下りたら具体的に動き出します。装置メーカーの方と綿密に計画し、設置場所の工事、搬入、立ち上げ、動作検証を経てやっと稼働することができます。DTFは、半導体における最先端のフォトマスク製造がミッションであり、お客様からの要求は限りなく高いです。計画から稼働まで、長いものでは2年近くかかる場合もあり、無事導入を終えたときの感動は言葉になりません。

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装置メーカーに長期出張し鍛えられた日々が今の自分に生きています

私は入社して10年になりますが、少し前に3台目の導入が終わったところです。装置の導入(入れ替え)は数年に一度ですので、担当することはとても貴重な体験となります。私の場合、入社1年目にして装置の立ち上げに関わることができました。なんて運がいい奴だと思いました(笑)。当時は装置の勉強を兼ねて、2カ月ほど装置メーカーの会社へ出張する機会がありました。それまでも資料を見ながら勉強はしていましたが、机上と実際とでは、世界がまるで違いました。実際に装置を立ち上げているシーンを目の当たりにしながら、その方たちのお話を聞くことで得られた知識は、何ものにも代えがたく重みがあります。装置の基礎をしっかり学ぶことができた2カ月でした。またこのときに、分からないことはとにかく人に聞く、行動する、といったフットワークが鍛えられたと感じています。

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生産効率の向上と後輩の育成チャレンジは続きます

いまチャレンジしていることは、生産効率の向上と後輩の育成です。
担当している装置の一つ、EB描画装置は製品1枚の処理を開始してから終わるまで、長いものでは30時間以上を費やします。製造工程の中でもダントツで処理時間が長く、全体を通じてボトルネックになっている工程でもあります。描画時間を少しでも短くすることができれば、工程全体の時間短縮が実現できると考えています。
今年、所属している部署に新入社員が入り、私がメンターとして面倒を見ています。自分が持っている知識やスキルを上手に伝えたいのですが・・・難しいですね。自分も同じように先輩に教わってきたのですが、自分がその立場になるとうまくいかないものです。先輩の偉大さを痛感する今日この頃です。

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1日のスケジュール

One day

  • 08:30

    業務開始

    メールチェックや、朝礼で関係部署と立ち話ししながら生産状況を確認

  • 09:00

    ミーティング

    担当装置のメーカーさんとその日のメンテナンス予定などについて打ち合わせ

  • 10:00

    データまとめ

    評価を進めている案件のデータまとめ・解析等を実施

  • 12:00

    昼休み

  • 13:00

    打ち合わせ

  • 15:00

    資料作成

    会議での報告に必要な資料を作成

  • 17:30

    業務終了

    通常は定時に退社

休日の過ごし方

Day off

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会社が休みの日は、仕事のことは考えず、ゆっくりと過ごすよう心掛けています。
最近子どもが生まれました。休日は子どもの面倒を見るのが家庭内での仕事でもあり、楽しみでもあります。
社会人になってから続けているのがバレーボールです。基本はデスクワークのため、めっきり体を動かす機会が減り、休日くらいは運動をと思い始めました。いろいろな会社の人で構成されている社会人のサークルですので、自分と違う会社の人の話を聞いたり、趣味の仲間が増えたりと、とてもリフレッシュできています。

Other Member

  • D.Cさん
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