Interview
2021年入社
N.Sさん
技術部 第2技術課 洗浄担当
壁を作らず、興味を持って進もう！
面接がとても楽しくこの会社で働きたいと直感
私がDTFを選んだきっかけ、それは面接を受けたときの雰囲気です。面接官の方は5名で、その中には社長や工場長もいらっしゃいました。とても和気あいあいとしていたのを覚えています。他の会社の面接は、私と質問する面接官の1対1の会話でしたが、DTFの場合は会社側の5名の面接官の方々と私とで、みんなで輪になって話しているような、会話が交差しているとても楽しい面接でした。好きだな、この会社で働いてみたいな、とその時に直感したのです。
もともとリクルート向けサイトには、希望する業界に「半導体」を登録していたのですが、DTFはそのイメージとは違ったものでした。フォトマスクという単語もDTFを知るまで聞いたことがなく、入社したばかりの頃は「フォトマスクって何？」というところから始まりました。そんなギャップはあったものの、今となってはフォトマスクの重要性をしっかりと理解し、社会に貢献しているという自負を持ちながら、毎日の業務に励んでいます。
何度聞いても答えてくれる寛大な先輩は大きな存在
入社してから洗浄グループとして業務を行っています。ちょうど半年が経ったころ、超音波洗浄についてのレポートを提出するという業務がありました。レポートの書き方、ノウハウは学生時代に数多く経験したため、それほど苦にはなりませんでした。しかしながら洗浄についての専門理解が追い付かず・・・先輩に見てもらっては指摘され、やり直してはまた指摘され・・・その繰り返しでした。そんな中でも嫌な顔一つせず、とても親切に教えてくださった先輩はなんて寛大なのだと、とても感謝しています。最終的に提出したレポートは、共同レポートの作成者として自分の名前を先頭に記載しましたが、9割は先輩が書いたのではないかと思うくらいの直され方でした。先輩の偉大さを痛感するとともに、とても悔しい思いをしたことを今でも覚えています。
現在も各種レポートの作成を行いますが、この時の経験から、分からないことは分かるまで何度でも質問をする、理解できるまで、納得できるまで聞きまくるといったことを肝に銘じています。
不良率を減らす、不具合を未然に防ぐ解析に課せられた大きなミッション
現在の私の主な業務は、洗浄品質の改善と装置のログデータの解析です。装置のあらゆるログデータを回収し、不要な部分（データ）を取り除くなどの加工を行い、検査結果との関係性をグラフにして見える化するといったことを行っています。たとえば、製品への付着数に影響するパラメータとして洗浄装置の流量、排気圧の数値を洗い出し、検査結果情報と照らし合わせ、その数値が意味することやどんなリスクが考えられるか、何が原因で不良率が上がってしまうのかなどを詳しく解析しています。解析することで不良率を減らす、装置の不具合を未然に防ぐといったことが、私に課せられた大きな役割です。
また、10年20年働いている先輩方はその経験則から、現象と原因をある程度予測することができます。ただそれはあくまでも経験に基づく知恵であり仮説ですので、私が解析したデータで理論的に裏付けをすることができれば、これほど強い武器はないのではないかと思います。
1日のスケジュール
-
08:30
業務開始
メールチェックや、朝礼
-
09:00
データ回収、解析
-
12:00
昼休み
-
13:00
メールチェック
-
13:30
洗浄業務にかかわる実験用の依頼書作成・まとめ
-
17:30
業務終了
退社
休日の過ごし方
学生時代から心に決めていたことがあります。それは、会社以外の友人をたくさん作るということです。就職で寮に入ることが決まってからは、常連さんと会話が弾みそうなお店を探し求め、お休みのたびに食べ歩きをしていました。その甲斐あって、今ではたくさんの方と友達になることができて、とても充実したプライベートを過ごしています。
お気に入りのお店は、音楽好きの方が集まる喫茶店です。お店にはピアノが置いてあって自由に弾くことができますし、リコーダーやオカリナ、民族楽器を持ち込む常連さんもたくさんいて、気がつくといつしか素敵なセッションが始まっています。
心地よい音楽に包まれると、心身ともにリラックスすることができますね。
