半導体製造フローはまず半導体チップの回路を設計するところから始まります。
リソグラフィーとは、半導体ウェハーに光を照射し、回路パターンを描く工程です。
フォトマスク=半導体製造時に欠かせない「原版」
フォトマスクとは、半導体チップの回路原板です。金属膜と感光材が塗布されたガラス基板に電子ビームやレーザービームを照射して回路パターンを描画します。このフォトマスクに光を当てて半導体基板(シリコンウェハー)に回路を転写し、焼き付けていきます。
さまざまな工程を経て、半導体チップが完成します。
半導体チップは、集積回路の心臓となるものだよ。フォトマスクはその心臓を作る『最初の芽』って感じかな
半導体は、暮らしの身近にある携帯電話やスマートフォン、パソコン、家電、自動車をはじめとし、社会を支えるあらゆる電子機器に使われています。
皆さんが日常生活で使用している家電製品やスマートフォンなどには半導体が使われていますが、フォトマスクはその集積回路の製造に使用される重要な部材です。
フラッシュメモリのChipを作るには、フォトマスクが数十枚程必要!!
複雑な回路が必要なチップを作る場合は、パターンの違う複数枚のフォトマスクが必要だよ