2019年入社
K.Mさん
技術部 第3技術課 検査装置担当
私は技術部に所属し、検査装置の管理を担当しています。
入社1年目のある日、当時は検査装置の担当ではなかったのですが、偶然、装置の搬入作業を目にする機会がありました。この時から私が常に心掛けているのが「安全」です。
検査装置はとても大きく、廊下をギリギリ通過する、消火栓のライトも邪魔になるくらいのサイズです。もちろん人とすれ違うことなどできないのですが、会社は24時間稼働しているため、廊下に人がいない時間帯はないのです。どうするのだろうと様子を見ていたら、人が通るたびに作業を一旦停止したり、声を掛け合いながらタイミングを合わせて運んだり・・・安全を確保した素晴らしい連携プレーでした。何かが起きてもおかしくない状況で、多数のリスクを回避するために、搬入業者の人たちや技術担当が綿密な打ち合わせで対策した結果が、「トラブル無し」につながった決定的瞬間でした。
現在導入を担当している装置の搬入が、間もなく始まろうとしています。私がメインで担当する初の業務です。とにかく「安全第一」で取り組もうと考えています。
検査装置の導入を主担当するにあたり、仕様の検討や見積もりなど、分からないこと、不安なことがたくさんありました。上司や先輩に助けていただきながら半年以上をかけて発注の準備を進めました。プレゼンテーションを行い承認が下り、無事発注を終えることができたときの安堵感は、今でも忘れません。
DTFで扱っている装置はどれもデリケートですが、中でも検査装置は製品の品質保証をする役割を持っていますので、とくにデリケートです。導入を検討するうえで特に気を付けたのが、設置場所の「振動」です。検査装置は、1ミクロンよりずっと細いパターンを人間の目で把握できるよう可視化、欠陥部を抽出します。振動の影響で、パターン像がボケて欠陥部を正確に抽出できなくなる恐れがあるためです。安全に装置の搬入を終え、正常稼働し、トラブルなく検査が継続できるよう、さらに気を引き締めて取り組みたいと思います。
会社ではいろいろな研修を受けることができます。入社時や1~5年目のフォローアップ研修はもちろんですが、私が魅力的だと感じたのは「ビジネススキルセミナー」です。その名のとおり業務で役立つものばかりで、Office系の汎用的なものから技術的なものまで、幅広く用意されています。これから受けてみたいと考えているのは、故障モード影響解析(FMEA)(Failure Mode and Effect Analysis)です。ロジカルシンキングの一つですが、問題に対して羅列して点数を付けることで、原因となっていることの順位付けをするというものです。トラブル発生時の原因究明を速やかに行うことで、業務の効率化につながればと思っています。
08:30
出社
メールチェックや装置状況を確認しデータまとめを実施
09:00
駐在業者と打ち合わせ
朝時点の装置の状態確認と昨日の夜勤帯での装置トラブルの有無などの情報を共有
10:30
会議出席
12:00
昼休み
13:00
データ取り作業
装置で検査を実施(クリーンルーム内作業)
17:00
データまとめ
収集したデータを取りまとめ
17:30
業務終了
メールチェック後、トラブルなければそのまま退社
野球観戦が大好きです。推しは巨人ですが、いろいろな球団の試合を観ます。私は青森県出身ですので、就職で首都圏に来るまではテレビ観戦ばかりでした。社会人になってからは、球場までよく足を運びましたが、コロナ以降は動画配信サイトが中心になりました。テレビで観られない試合や各球団のマッチアップを観ることができますし、時間を気にすることもありませんので、お気に入りです。